マジコンとかニコニコ動画とかに見る著作物の難しさ | 240雑記

マジコンとかニコニコ動画とかに見る著作物の難しさ

電車でDSを使っている人のカートリッジ部分を見てニヤニヤするのが日課の240です。
下記をみてなんか思うところがありまして。

伊集院光がマジコンで「ドラクエ9」を遊ぶ子供達に遭遇、絶句する

せっかく場所も残っていたし、ブログ名が雑記なんでちょっとモニョモニョ思ったことをメモします。明日も盆休みなので、気が向けば追記します。

・著作物ってリアル資産の様に数限りが無く・見えないから難しいね。
・著作物を「泥棒」しても「形の上」では資産のパイが減らないのが一番の問題かなと。
・しかも、著作物の持ち主が「許す」か「許さない」かによって「無問題」か「泥棒」になる。(許していないけど合法ってのもある→中古販売とか)
・なので、持ち主が「許す」といった時点で泥棒といわれている行為はまったく問題が無くなる。(アリスソフトの件とか)また、許していないけど「許容している事」と「泥棒」の境界線があいまいになってしまいそう。
・引き合いに出されるのがニコニコ動画とかYoutubeでの違法アニメ・音楽の視聴。マジコンとちょっと違うのはアニメとか音楽とかは時と場合によっては公的に無料享受ができるのだわね。(アニメは大概テレビ放送で無料で流され、音楽も歌番組やラジオ・有線で流される。)
・なので、理論上TV・ラジオの放送資源を永遠に個人的に保存できる環境があれば、放送時期を見逃してもニコニコ動画等を介さなくても世間でDVD販売されているアニメを見ることができる。ラジオ・歌番組から自動的にmp3を抽出できるプログラムを組みさえすれば無料で音楽が手に入る。また、ゲームも特売を利用して安く買って・遊んで・高く売ればもしかしたら無料で遊ぶことができるかもしれない。
・こんな感じに、著作物は手間と時間をかければ(理論上は)無料で合法的に入手できる場合が多い。
・そうすると、手間をかけずにダウンロードして「泥棒」したのと、手間をかけて「無料入手」したものって何が違うんだろう?法律違反か否かって事?結果が同じでも経緯が違うから「違法」?

 なんか、マジコンや違法ダウンロードを擁護しているような論調になってしまったので、補足しますと、とてもよろしくない行為だと思います。というのは、著作物をつくるのには作る側にお金がかかって、それに対してお金をはらって享受する人がいるという関係で成り立っています。なので、ズルをしてタダで手に入れる人間が増えれば泣きを見るのは著作物を作る人か、それを買う人なので。前者であれば赤字になるでしょうし、後者であれば必要以上にお金を出さないといけないことになりますから…。